こんばんは。プログラム、スタートリストも公開され、いよいよ大会当日が近づいてきましたね…!
昨晩公開の大会責任者対談も、ご好評いただけたようで嬉しい限りです!明日には後編を公開できるかと思うので、お楽しみに。
さて、今日は運営者インタビューに戻って、体験会パートチーフ・山本優海(実践女子大学3年)と、サプマッパー兼競救パートチーフ・大橋陽樹(東京大学3年)の2人をインタビュー!
OLK大会の大きな特徴の1つである「体験会」。毎年開催されていながら、その全貌を知っているという参加者の方は、実は少ないのでは…?
この記事を読めば、競技だけではなく、会場に戻ってから、大会をもっともっと楽しんでいただけること間違いなしです!それではどうぞ。
―よろしくお願いします。OLK大会で毎年開かれている体験会だけど、やっている目的って何なのかな?
山本:やっぱり、オリエンテーリングを地元の人に知ってもらうためというのが大きいです。体験会自体に参加してくれるのは子供が多いのですが、その保護者の方も含め、オリエンテーリングというものに触れてもらう機会だと思います。
―なるほど、地元の人にオリエンテーリングを知ってもらう、普及活動みたいな意味合いが強いんだね。今年の体験会はどんなところでやるの?
山本:大会の会場がある、渋川市総合運動自然公園の中でやります。去年は小学校の校庭での開催でしたが、今年はアップダウンもあり、緑豊かな公園での開催なので、より森の中でやるオリエンテーリングっぽさを味わってもらえると思います。
―あの公園、普通にフォレストテレインっぽいところもあるもんね。サブマッパーの大橋は、そんな公園の地図を描いてくれたと思うんだけど、地図を描く上で大変だったことは?
大橋:サブマッパーといいつつ、作図を全然したことがなかったので、慣れるまでは大変でした。
基盤地図情報(国土地理院が発行している全国各地の地図情報。オリエンテーリングの地図を描く参考にされることが多い)から取得した道の位置とかも、いざ調査に入ってみると全然あてにならないし、何を基準にして地図を描けばいいのかわからなかったのが難しかったところです。
―普段森の地図を描いているときみたいに、GPSテープを巻くわけにもいかないしね笑
体験会というと、まったくオリエンテーリングを知らない子どもに1からオリエンテーリングを説明することになると思うんだけど、どうやって教えているのかなあというのが前から気になっていて。
山本:コンパスの使い方については、整地ゲームというのをやっています。
カラーコーンと、その周りに動物の絵を描いた絵を裏返しに置いておきます。そして、その絵の向きに整地してもらって、絵を表返してちゃんと整地できているかなって確認するというゲームです。
―なるほど、そんな面白い整地の教え方をしてるとは知らなかった!
山本:ほかにも、オリエンテーリングのルールや地図記号について説明した紙芝居もあります。紙芝居と言いつつ、紙の裏に話す内容が書いてあるわけではないので、アドリブで説明しているんですが笑
―説明する人は話慣れていないといけないね笑 ここまで話を聞いてきて、体験会、すごく楽しそうだなあと感じたんだけど、何か今までの体験会で印象に残っていることを教えてください。
山本:小さい子が、コースを回ってきて、楽しかった、とか、もう一回やりたい、って言ってくれたことかな。ほかにも、表彰式とか、景品を渡したり、普段関われない子どもたちと触れ合えるというのが楽しいです。
―そうやって楽しんでもらえているっていうのは何よりだよね。そういえば、コースを組むのも大橋がやったんだよね?
大橋:そうだね。地図が結構複雑になってしまったのですが、普段組んでいるオリエンテーリングのコースと違い初心者向けのコースなので、できるだけ簡単になるように気を付けました。
―でも、大人向けのコースも用意したんだよね?
大橋:ちゃんとスプリント向けの地図として作図したので、大人向けのコースはできるだけ難しくなるようにしました。なので、現役バリバリのオリエンティアにも楽しんでもらえると思います。
山本:子供には気を付けて走ってほしいけれど笑
―あと、今年もラビリンスOをやるんだっけ?
(ラビリンスOってなんだ?と思われた方は、プログラムの説明をお読みください)
山本:去年はカラーコーンとスズランテープで迷路を作っていたのですが、今年はテレインに実際にある木や植え込みを使うので、より「迷路っぽい」ラビリンスOを楽しんでもらえると思います。
―それは楽しみだね。去年は結構OLKのOBさんとかにも楽しんでもらえていたみたいだし。
なんかおまけみたいになっちゃうんだけど、大橋は競救パートチーフも兼ねていると思うんだけど、競救パートの仕事内容を教えてもらえる?
大橋:基本的にはテレイン内で給水を配るのが仕事かな。あとは、けが人が出たらその対応をします。
―そのけが人の対応っていうのは、具体的にはどうやっているの?
大橋:パート員には応急処置のマニュアルを配っていて、軽い処置で済むならそれで対応します。大きなけがの場合は、救急車を呼ぶなどしなければいけないので、その場合は誰にどのような連絡をするかというシュミレーションをして備える感じです。
―なるほど、そういう体制が整っているっていうのは、やっぱり参加者の皆さんの安心につながるよね。
では最後に、参加者の皆さんに一言をお願いします!
山本:例年の体験会より、オリエンテーリングらしさがある体験会となっていると思うので、お子さんだけではなく、皆さんぜひ来てください!
大橋:もしもの時はお助けしますが、けがには気を付けてください!あと体験会も地図を頑張って書いたのでぜひ来てください。
―お忙しい中ありがとうございました!
体験会、行ってみたくなりましたよね…?当日体験会会場でお待ちしています!
運営者インタビューも残り少なくなってきました。まだ取材すら終わっていないのですが汗、大会当日ぎりぎりまでブログを書いていこうと思うので、よろしくお願いします!