スーツと名刺と電話と~運営者インタビュー⑥~

こんばんは!

 

いよいよ、大会まであと三日となりましたね。運営者の一部はなんと明日午後より現地入りして、最終準備に取り掛かる予定です!

 

運営者インタビューもいよいよ大詰め!今日は、いわゆる四役(責任者)の一角・渉外責任者塚田恵理(跡見学園女子大学3年)と、渉外補佐小林美咲(十文字学園女子大学3年)の二人にインタビュー。渉外活動を通して感じた、渋川市の魅力を語ってもらいました。


―こんばんは。渉外責任者は、四役の一人ということもあって、大会の中でも重要な役割を占めていると思うんだけど、「渉外」という言葉からは、実際にどういう仕事をしているのかイメージがわかないところもあって。

渉外っていうのは、具体的にはどういう仕事内容なのかな?

 

塚田:私たちが普段オリエンテーリングをしている山や森は、そもそもオリエンテーリングをするための場所ではありません。なので、まずは地権者の方や、市役所を通じ、土地を使わせてもらうお願いをする必要があります。

その他にも、大会の開催のためには欠かせない、駐車場や会場の確保にも携わります。まとめると、大会を開催する上で必要になる、外部との連絡をとりあう代表をしているという感じです。

 

スーツがお似合い①

 

―なるほど。そうすると、サブ渉っていうのは、そういった活動のサポートをするっていう役職なのかな?

小林:基本的には、渉外責任者の手が回ってないところに手を差し伸べるというか、責任者がいっぱいいっぱいの時にサポートするという仕事をしています。その中で、地元の方との連絡を取ることが多いです。

 

スーツがお似合い②

 

―今回の赤城での渉外は、手ごたえとしてはどうだった?

塚田:赤城というテレインは、過去に何度もOLK大会が開かれてきた場所なので、市役所の方と話している中でも、過去の大会を覚えてくれている人が多かったです。その点で、話の通しづらさは感じなかったかな。

 

―前回の裾野での大会でも同じような話はあったよね。じゃあ、逆に難しかったというか、苦労したことは?

塚田:先方がオリエンテーリングを知らない人だと、一から言葉で説明しなきゃいけないというのが大変でした。認識が食い違ってしまうというか。

 

小林:説明するということだと、例えば自治会長さんには自分の言葉でオリエンテーリングを説明できても、そこから住民の皆さんにうまく伝わらなくて、不信が起きてしまう、みたいなことになってしまわないかが心配でした。なので、地元でお会いした人には積極的に話しかけて、直接説明することができない方の反応も気にしていました。

 

塚田:オリエンテーリングを知っている人に対してであっても、全部山で完結するものだと思われていて、なぜ会場が必要なのか、と言われたこともありました。普段オリエンテーリングをしている人なら当たり前に知っている、表彰式や拠点として会場が必要ということも、言葉にしなければ伝わらないんだなあと。

 

―逆に、地元の方とやりとりをしていて、これが印象に残っているとか、面白かったエピソードなんかはある?

小林:いつも、調査で使っている会館に地元に人が来ていて、話しかけて調査の生活の話や、食費がかかって大変…という話をしたら、地元のキャベツ農家さんが山盛りのキャベツをくださったこと!

 

山盛りキャベツ。ごちそうさまでした!

 

塚田:駐車場渉外の帰りに、会場のある総合運動自然公園で犬の散歩をしている方に会ったのですが、その方が、その後も定期的に連絡をくださって、大会を応援してくれていて。この大会ブログも見てくれているらしいです笑

 

―へえ、それはほんとに嬉しい!やっぱり、渋川の人たちは、大会を開くことを応援してくれている温かい人が多いってことなのかな。

小林:それは感じますね。スーツでテレインの近くを歩いていたら、向こうから声をかけてきてくれたり。

塚田:それは単に物珍しいというか、大丈夫?って心配しているだけかもしれないけど笑

 

―確かにね笑。同じような質問になってしまうんだけど、渋川の好きな点というか、こういうところが魅力!というのは何かありますか?

塚田:市役所の人がものすごく親身になって対応してくださることかな。自分の中の「市役所」のイメージが大きく変わりました。

小林:オリエンテーリングの説明をしたときに、興味を持ってくれる人が多いことです。自然の中での活動という点に良いイメージを持っている方が多いというか。

 

―山に囲まれた、自然豊かな場所という土地柄もあるのかな。

小林:普段大学でオリエンテーリングのことを話すのとは違い、「楽しそうだね」という反応をもらえるのは、渉外をしていて楽しいなあと感じます。

 

―なるほど、では最後に、参加者の皆さんに一言お願いします!

塚田:赤城の風景や自然を全身で味わって、大会を存分に楽しんでください!本部でお待ちしています。

小林:個人的には、レースだけではなくて、地元の人とも機会があればお話ししてほしいです。大会の後に地元のお店に行ったり、お風呂に行ったり…

その上で、オリエンテーリングをしてきたよ、という話から、是非交流を深めてみてください!

 

―ありがとうございました!


インタビューはここまで。事前準備に追われて、夜遅くの更新になってしまい申し訳ありませんでした…

大会の直前の直前まで更新予定です!まだまだよろしくお願いします!

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