こんばんは!この記事から、本格的に「ブログ」っぽく笑お伝えできると思います!
で、そんな一発目、何について書くか悩んだのですが…
OLK大会といえば、ということで、私たち運営者が大会開催のために行う最重要イベント、地図調査(以下調査)について簡単にお話ししたいと思います!
そもそも調査って?
多くのオリエンティアの方はご存知だと思いますが、オリエンテーリング用の地図(O-map)の作成のためには、実際にテレインに入って、等高線から植生、地形的な特徴物の位置といった情報を地図に書き起こしていく、という作業が必要になります。
この地図調査、多くはプロマッパー(地図調査を行い、O-mapを書くことを仕事にする人)によって担われています。日本で一番有名なのが、下の写真、山川克則氏だったりするわけです。
で、その地図調査を学生のマンパワーと気合でなんとかやってしまおう!というのがOLK大会の調査なんですね。
一年の9分の1は開催地に!?
具体的には、大会が開かれるテレインの近くに年間計30〜40日も(!)寝泊まりし、朝から夕方まで山に入って作業をする、ということが行われています。
もちろん、運営者全員が全日程に参加するというわけでも、(もちろん参加が強制なわけでも)ないですが、いちばん長い人だと、1年のうちそれだけの日数を開催地で過ごすことになるわけです。
開催地、今年であれば群馬県渋川市が第二の故郷!と感じている運営者もいるとかいないとか笑…
調査の最大の特徴とは…
いくら大学生とは言え、平日に調査ができるほど暇ではないので、調査は夏季や冬季の休暇中、一回4~5日程度の日程で行われます。
ここで、調査について知らない方は必ずや疑問に思われるでしょう。
「その間、宿泊とか食事ってどうしてるの?」
その答えが、この調査というものの一番の特徴かもしれません。
それは、「地元の公民館(や集会所などの施設)に寝袋で寝泊まりし、自炊をする」です。
地元のお力を借りて
今回の調査では、渋川市の三原田地区というところにある「上三原田集会所」をお借りし、寝泊まりさせていただいています。
公民館や集会所というのは、本来、地元の方々が利用するための施設として、維持・管理されているもの。それを調査という怪しげな目的のために長い期間利用させていただいているのは、ひとえに地元の方の理解と優しさのおかげなわけです。
その意味では、大会自体の開催はもちろん、調査もまた、地元の方々のご厚意に支えられているものだと考えています。
OLK大会の調査、少しでもお分かりいただけたでしょうか?
…え、まだよくわからないって?
でも大丈夫、この「調査あれこれ」、まだまだ続く予定です。
このシリーズ、次回は実際に地図がどうやって書かれていくのかについてお話しできればと思います!
引き続きよろしくお願いしますm(_ _)m