こんばんは!おととい公開のLINEスタンプ、非常に多くの反響をいただき、うれしい限りです!
記事でも書いたのですが、売り上げの一部は、OLKからJWOC2018,WUOC2018に出場する選手たちの遠征費の募金にもなります。是非、スタンプを買っていただいての支援、よろしくお願いします。
そして今日のインタビュー記事は…話題のLINEスタンプ作成の立役者でもあり、その他大会Tシャツ担当もしている、鹿野梨佳子(実践女子大学3年)に来てもらいました!
LINEスタンプができるまでの裏話や、その他当日販売するグッズのデザインにあたってのいろいろを語ってもらいました。それではどうぞ!
―よろしくお願いします。まずTシャツ担当の方なんだけど、Tシャツ担当をやることになった経緯は?
しかの:同期の中で何も大会の役職についてなくて、無職だったので、さすがに何かやらないとなあと思って。
―もともと、大会のロゴ作ったりとかはやってくれていたと思うけど?
しかの:そう、ロゴを作るってなった際、イラストレーター(イラレ、パソコン上の描画ソフト)で作るのかなあと思って、学校のパソコンで作業していたんだけど、うまくいかなくて。
最終的に、同期の古田(東京大学3年)に全部編集してもらうという感じで、イラレについてもよくわからないままで終わっちゃってました。
―なるほど、でもTシャツづくりでまたイラレと向き合うことになったと。
しかの:そうです。過去の大会Tシャツ担当は、もともとイラレが得意な人とか、親戚に頼んだりとかしていたと聞いていたので、最初は不安でした。
―また古田に頼ればよかったのでは?笑
しかの:古田は忙しそうだったので、あまりお願いはできないかなあと思って。早くから作業に取り掛かったら、次第に勝手がわかるようになりました。ここでも最終調整は古田にお願いしたけど。
―なるほど、でも次第にイラレに慣れてきたという感じかな。ちょっと話を変えて、ことしのTシャツのアピールポイントを教えてください。
しかの:生地は例年と違っていて、去年のJWOC Tシャツと同じ、さらっとした生地のものになりました。理由は単に2週間前に去年までと同じものを注文したら廃番になったと言われてしまったからなんですが…。あれはテンパりました。
―Tシャツの注文も波瀾万丈という感じだね笑 あと、クリアファイルも作るんだよね?
しかの:そうです。表に今大会の地図の白図、裏に36回大会の地図(赤城~白の轍~)を印刷したものになります。同じ地図でも、エリアが大きくなっているので、おお、ってなると思います!
―南範囲にだいぶ拡大したもんね。さて次に、お待ちかね、LINEスタンプについて、まず、LINEスタンプを作ることになった経緯を聞かせてください!
しかの:えーと、どんな感じだったっけ…?
田原(演出パートチーフ):40回記念大会だから!
―それだけ?笑
後藤(会場パートチーフ):オリエンのスタンプってないから、ほしいねってなったから!
―確かに、オリエンのスタンプは、(作ろうってなった時には)1つもなかったもんね。それで、LINEスタンプ、販売にこぎつけるまで様々な苦労があったと聞いていますが、そのあたりの話は?
しかの:いろいろあって、GW調査の時になんか担当することになってました。そこで調べたところ、スタンプの申請に1週間から10日間かかるとわかり、作業に一週間くらいしかかけられないことが判明して。
結局、描くのに7日、チェックと修正に3日、あわせて10日かかってしまいました。
―めっちゃタイトなスケジュールの中頑張ってくれたってことか。それで、スタンプもやっぱりイラレを使って描いたんだよね?
しかの:そうですね、だいぶ作業には慣れていたんですが、40個作るのが大変でした。ここでも古田にいろいろ指摘をもらいました。サイズを確認していなかったのとか、文字を縁取りしなきゃいけないとか…
―そろそろ古田のインタビュー記事になってきちゃいそうだね笑 そういえば、スタンプのアイデア自体はどうやって出したの?
しかの:調査中に、同期何人かと、あとは後輩にもアイデアを出してもらいました。それをもとに、イラレで書く時の元の絵は結ちゃん(会場パートチーフ)が描いてくれました。
―今回のスタンプって、オリエンっぽいものと、普段使いもできるもののバランスがポイントだと思っているんだけど、そこのところはどうやってやったのかな?
しかの:まずはメジャーなオリエン用語をあげていって。普段使いの方は、自分がどんなスタンプをよく使うかとか、あとは既存のスタンプも参考にしました。
最初は32個の予定だったんだけど、どうせなら40個作りたいということで、一度はボツにしたものをもう一度採用したりして。
―それは例えば?
しかの:「がお」っていう、ポスト君がクマっぽくなっているやつとか。いざリリースみたら、かわいいって意見もらったのはうれしかったです。
―結構ツイッターでも話題にしてもらってたのはうれしかったよね。あと、ほかに大変だったこととかは?
しかの:申請は結構大変でした。作ったはいいものの、申請が下りないと販売することができないんですが、それについて全然調べてなくて。一個一個アップロードしなきゃいけなかったりとか、英語の販売名も決めなければいけなかったりして…
―自分も申請の画面はちょっと見させてもらったけど、大変そうだったよね。
では、締めくくりに、参加者にひとことをお願いします!
しかの:もし気に入って頂けたらスタンプ是非使って頂きたいです!
―ありがとうございました!
いかがでしたか?
LINEスタンプ、皆さんに使っていただくまでには、このような長い苦労があったんですね。
これからオリエンテーリング界でもLINEスタンプを作るのが流行るかもしれませんが(?)、その時はぜひ参考にしていただければと思います。
それでは、引き続きよろしくお願いします!