みなさんはじめまして。大会責任者の高見澤です。
今日はいつもの中の人ではなく、僕が担当します。
東大OLK大会は毎年、参加者のみなさんに楽しんでもらうべく様々な試みを行っています。
その中でも今回は、要項を読んで気になっている方も多いのではないかと思われる、「東日本大会」と「World Ranking Event」の2つについて取り上げます!
- 東日本大会
「東日本大会」という名称を初めて聞く方も少なくないと思います。それもそのはず、しばらくの間日本のオリエンテーリング界から姿を消していた大会だからです。
2006年に、東大OLK大会ゆかりの地でもある茨城県笠間市で行われた32回大会が最後でした。(その後2012年に開催しかけるも、大会が中止になったということもありました。)
当時の様子は2007年2月号のオリエンテーリングマガジンに取り上げられています。
http://www.orienteering.com/magazine/2007/02/13_eastern-japan.pdf
ではなぜ、今になって東日本大会を復活させたのか。それは多くの方にとって、目標とする大会であってほしいという思いからでした。
東大OLK大会で優勝するため、入賞するために努力する方が1人でも増えてくれたら、大会を開く者としてこんなにも嬉しいことはありません。
M/W21Eクラスで優勝すれば東日本チャンピオンの称号が得られることで大会が盛り上がり、そのような意義が少しでも強くなるといいなと考え、JOAに打診しました。
公認大会や北東地区、北信越地区のインカレロングセレクションにさせてもらったのも、同様の理由からでした。
2. World Ranking Event (Asia Orienteering Cup 2018)
こちらもあまり聞きなれないと思いますが、過去には全日本大会だったり、今年5月の根の上高原つつじ祭り大会もこれに該当します。
World Rankingの仕組みは簡単で、世界中のオリエンティアたちが該当する大会の該当するクラスに参加して得点を取り、それをもとに世界ランキングをつけるというものです。要は世界オリエンティア対抗戦です。
以下のIOFのサイトに大会情報が掲載されます。orienteering.comみたいなものですね。
http://orienteering.org/calendarresults/foot-orienteering/
ここで今回M/W21Eクラス参加者に注意してもらわなければならないのは、誰でもそのまま参加できるわけではないという点です。公認大会参加に競技者登録番号が必要なように、IOF Eventorでの簡単な登録が必要です。
その手順については東大OLK大会ホームページの要項のページから「IOF Eventor アカウント登録方法」というPDFをダウンロードできます。
World Ranking Eventにすることに踏み切ったのは、できるだけ大きな、新しい試みをしてみたいという理由からでした。
昨今の学生大会は年々クオリティをあげ、様々な学生クラブが個性的な大会を開催し、参加者を楽しませているように思います。それに負けていられない、張り合いたい、という気持ちで始めました。
ただあまり日本での開催も多くなく、運営者、参加者ともにまだまだ浸透していない部分も多いと思いますので、可能な限り情報発信を行っていくつもりです。
また、今年度からアジア圏でのWorld Ranking Eventのポイントで競うAsian Orienteering Cupが開催され、根の上高原つつじ祭り大会と同様にその対象となっています。
M/W21Eに出て世界ランキングをつけたいけどE権を持っていないという方も、東工大大会でE権を取れれば東大OLK大会でそれを行使できるので、まだ間に合います!ぜひ参加してみてください。
文字が多く読みづらい記事になってしまいましたが、最後までお付き合いありがとうございました。
自分からはまずは2つ、大会の魅力について紹介させていただきましたが、今後も大会の魅力を中心にお届けしますので楽しみにしていてください! またお会いしましょう。