★☆★☆ 前日まで ★☆★☆

■まずはエントリー

本大会のエントリーは、エントリーページをご覧ください。

・「事前申込み」と「当日申込み」
一般に、大会開催の2〜3ヶ月前ころから申し込み受付が開始されます。事前に申し込みますと、表彰対象の正規競技者として登録されます。申し込み時期によって参加費が変わりますので、早めに申し込みましょう。
事前申し込みが終了しても、一部クラスでは、表彰対象外のオープン参加という形で、「当日参加」が可能です。
今大会のトレイルランナー対象のコースでも、当日参加のクラス(OMNLL、OWNLL)があります。
OMNLLクラスはMNLLクラスと同じコースで、OWNLLクラスはWNLLクラスと同じコースです。また、男子のOWNLLクラスへの出場、女子のOMNLLクラスへの出場も可能です。
但し、当日参加の枠には限りがありますので、希望のクラスに参加できない場合もございます。ご了承ください。
クラスは、年齢、性別、実力別になっています。クラスの名称には以下の略号が使われるのが普通です。
M……男性 W……女性 E……エリート(最上級)
A……上級 B……中級 N……初級
S……ショート L……ロング 数字……年齢(以上、以下)
例:MBL……男性の中級者向けロングクラス M35A……男子35歳以上・上級者向けクラス
各クラスは予想される距離または、予想される優勝タイムが示されます。今大会のトレイルランナー対象クラスは、初級者向けの超ロングクラスなので、MNLL,WNLLという名前です。また、男子で約10km、女子で約7kmのコースになっております。普通のトレランの感覚ですと、10キロというのは短く感じられるかも知れませんが、これはポスト間の直線距離であり、実際はその倍近く、途中で迷った時は倍以上の距離を走ることも考えられます。
全てのクラスで競技時間の上限が決められており、それを超過すると失格となってしまいます。

オリエンテーリング大会の情報を入手するには、以下のサイトがお勧めです。
 orienteering.com:代表的な総合サイト
 森を走ろう!:充実したイベントカレンダー

■プログラムをよく読みましょう

大会の1〜2週間前になりますと、プログラムがWEB上で公開されます。事前に目を通して、大会の流れを把握してください。
競技説明資料で予習をしておくと、当日の初心者説明所での説明がよりよく理解できると思います。

■忘れ物のないように!前夜のうちにしっかり準備!

着替え一式をお忘れなく。長袖シャツ(できるだけ綿は避けましょう)、長袖ジャージやタイツなど動きやすいパンツ、靴下、走りやすいシューズ。汚れた衣類やシューズを入れる袋も持参すると便利です。
飲食物は会場では販売されません。会場に来る前に調達しておきましょう。
筆記具(シャープペンシル、ボールペン赤黒など)、コンパス(オイル制動のもの:借りることもできます)、大会プログラムも。
また、競技時間内にゴール地区に必ず戻れるように、競技中は腕時計の着用をお願いします。


★☆★☆ 大会当日朝 ★☆★☆

■いざ会場へ!

時間に十分に余裕を持って会場にお越しください。来場方法については、交通案内をご覧の上、お選び下さい。
本大会は会場が屋外ですので、雨具の携帯をお願いします。また、十分なスペースがとれないことが多いので、譲り合いの精神でご協力をお願いします。
喫煙は会場、競技エリア等、本大会で使用する区域は全面禁煙です。
トイレの数は少なく時間帯によっては長蛇の列となります。駅などで済ませてくることをお勧めします。
貴重品預かり所はありません。必要以上の貴重品は持参しないでください。(競技中は荷物を会場内に放置することになります。スタート地区に持っていくこともできません。)
ゴミ箱はありません。ゴミの持ち帰りにご協力お願いします。
基本的に、雨天決行です。但し、気象警報の発令や荒天の場合などは、大会は中止されます。(延期されません。)その場合でも、参加費は返金されません。(大会で使用するはずだった地図は配布されます。)

■会場には何時に着けばいいんだろう?

バスの時刻表、駐車場からの所要時間を勘案してください。
当日の受付にかかる時間、コンパスなどの貸し出し、着替え、会場からスタート地区への移動、ウォーミングアップなどにかかる時間の合計を目安にお越しください。また、今大会ではナビゲーション講習会もありますので、スタート時間の約2時間前までにはお越しいただくとよいと思います。

■会場内で

事前申し込みの方のEカードとゼッケン(安全ピン含む)、コントロール位置説明は会場内の所定の場所で配布されます。後日、本サイトで公開するプログラムをご参照下さい。
本人の分以外は絶対に持ち去らないでください。
コンパスの貸し出しを希望される方はEカード持参の上、本部までお越しください。貸出の際、保証金として2000円お預かりします。(返却時に返金します。)
当日申込の場合は、当日受付時間9:00〜10:30の間に受付にお越し下さい。その場で申込用紙に必要事項を記入し、参加費を添えて申し込んでください。
その際Eカードなどの配布をされ、スタート時刻の指定をうけます。(必ずスタート時刻の指定を受けてからスタートに向かって下さい。)

■ナビゲーション講習会で何でも聞いちゃおう!

Eカードとコンパスの使い方、地図の読み方など、オリエンテーリングの基本はここで教えてもらいましょう。Eカードとコンパス持参でお越しください。

■公式掲示板を忘れずにチェック!

プログラム発行後に変更された点、注意事項などが書かれています。必ずチェックしてください。会場内の公式掲示板の場所は、後日プログラム等でお知らせいたします。

■Eカードの使い方

コースの通過証明には「Eカード」を使用します。
Eカードは、取り付けられているバンドを好きな指にはめて使います。Eカードを紛失すると失格になりますので、確実に装着しましょう。上手なつけ方がわからない方は、初心者説明所か、まわりの役員に聞いてみてください。
Eカードは、コントロール位置に設置されているユニットにはめて使います。はめて、ユニットについてある小さなライトが赤く光れば正常に動いています。実際のレースでは、まず、1分前になったらスタートユニットにEカードをはめて動作確認を行います。そして、スタート10秒前になったら、再度スタートユニットにEカードをはめ、スタートと同時にEカードをユニットから離して競技開始です。はじめにつくスタートフラッグ(地図上の△の位置)にはユニットがついていませんので、そこでEカードをはめる必要はありません。その後は、1つ目のコントロールにあるユニットから順番にEカードをはめつつユニットのライトが光るのを確認し、最後にゴールにあるユニットにEカードをはめれば競技終了です。
ややこしい説明になってしまいましたが、当日のナビゲーション講習会で、実際にEカードとユニットを使ってEカードの使い方をマスターしましょう。


★☆★☆ いよいよレースだ! ★☆★☆

■忘れ物のないように

コンパスとEカードは必需品です。Eカードを忘れるとスタートできません。
それ以外の荷物はコンパクトにまとめ、会場内に残置します。貴重品預かり所はありません。ご了承ください。

■スタート地区に向かいましょう!

会場からスタート地区までは一般に、「テープ誘導」をたどります。「何色のテープをたどればよいのか、どのくらいの距離なのか、所要時間はどのくらいなのか」は、プログラムと会場掲示をご覧ください。
公道を歩くので、交通ルールを守って、安全にスタート地区までお越しください。もし、途中でたどるべき色のテープを見失ったら引き返してください。
スタート地区には10分前を目安に到着しましょう。周囲の人の動きを観察しましょう。

■いよいよスタート

自分の指定されたスタート時刻の3分前にコール(呼び出し)があります。但し、個人名は呼ばれません。「X時XX分スタートの方、お入りください」とコールされたら、役員にEカードを見せてスタート枠に入って下さい。
1分毎に1つ前の枠に移動します。自分のスタート時刻になったら、自分のクラスの地図をとってスタートします。他のクラスの地図を持っていくと失格になります。十分ご注意ください。

■地図上の△へ!

地図上でスタートは△で示されます。
【重要】この△は「スタート枠の場所ではなく、テープ誘導の先にあるスタートフラッグの位置」です。地図を取ったら、テープ誘導をたどり、必ず地図上の△まで進んでください。

■競技を楽しみましょう

△からコントロールを指定された順番通りに回っていきます。飛ばしたり、逆回りしてはいけません。コントロールに着いたら、番号を確認して、備え付けられているユニットにEカードをはめます。最後のコントロールからゴール(地図上では◎で表示されています)まではテープ誘導に従ってください。
使用した地図をゴール地区で回収することがあります(スタート前の選手に情報が漏れるのを防ぎ、公平性を保つためです)。この場合は、地図の裏面に名前をお書きください。返却は会場で行います。


【重要】これは参加者の義務です!絶対厳守!!!

・スタートしたら、必ずゴールを通過してください。やむを得ずゴールを通らずに会場に戻った場合は、速やかに本部にEカードを提出してください。Eカードを提出しないと行方不明者として捜索対象となります。決して無断で帰宅しないようお願いします。Eカードを紛失した場合は、ゴールで紛失した旨を申告してください。
・競技の途中でも、競技時間(プログラム参照)を超えた場合は直ちにゴールに向かってください。
・競技の途中でも、ゴール閉鎖時刻になったら直ちにゴールに向かってください。
・立ち入り禁止箇所には絶対に立ち入らないでください。


■会場に戻りましょう

ゴール後は、役員の支持に従ってEカードのデータの読み取りを行ってください。
ゴールから会場へはテープ誘導に従ってください。

■挨拶もお忘れなく!

オリエンテーリングは、他人の土地を使わせて頂くことで成り立っているスポーツです。地元の方にお会いしたら感謝を込めて、明るく元気な声で挨拶を。民家の敷地や畑に立ち入ってはいけません。


★☆★☆ お疲れ様でした! ★☆★☆

■まずは風邪をひかぬよう....

会場に着いたらまず更衣して体を温めましょう。汚れ物は、持参のビニール袋に入れて持ち帰りましょう。汚れたシューズもお忘れなく。

■コンパスを借りた方は

コンパスを借りた方は、本部まで返却をお願いします。

■レースのレビューをしよう!

今日のレースはいかがでしたか?地図をビニール袋から出し(熱で圧着封入してあるので開封にはハサミが必要です)、自分がたどったルートを赤ペンで記入しましょう。
自分がたどったルートはベストだったのか、うまくいかなかったところはどうすれば失敗しなかったのか、検討してみてください。役員や、手近にいる人にドシドシ質問してみましょう。

■販売所では....

販売所では、当日使用した地図が各種販売されています。設置されたすべてのコントロールが印刷された「全コントロール図(通称:全ポ図)」を買うと、当日使われた全コースの内容を知ることができます。○の印刷されていない地図は「白地図」と呼ばれます。各コースが印刷された「コース図」も販売されます。上級クラスのコース図を購入して机上でルート検討してみるのも良いと思います。いずれも数量限定ですので、ご希望の方はお早めにお越しください。

■表彰式

各クラス3位まで表彰されます。名前を呼ばれたら本部前にお越しください。入賞者の栄誉を讃え、拍手をお願いします。

■お疲れ様でした

忘れ物のないようにご注意ください。お手数ですが、ゴミはご自宅まで持ち帰りをお願いします。
道中事故のないように気をつけてお帰りください。

■成績は...

成績速報はLap Centerにて公表されます。タイム、順位だけでなく、コントロール間の区間タイムと順位、そして巡行速度、ミス率というデータも出ます。算出方法は複雑なものなのですが、巡行速度は、レース中の進む速さを表し、トップの選手で100くらいで、数値が小さいほど速いことを示します。ミス率は、自分のタイムに対するミスをした時間の割合、を表しています。つまり、走るスピードが速く、地図読みにかける時間が短い人ほど巡行速度の値が小さく、レース中に迷った人ほどミス率が高くなるといえます。
また、正式な成績表は、大会の約1ヶ月後に、報告書に掲載されます。

※大会参加の流れはだいたいわかりましたか?遠慮せずに何でも聞いてくださいね。
※本ドキュメントは、本大会の流れをおおまかに紹介したものです。細部が異なる場合がありますので、大会プログラムの熟読をお願いします。

このドキュメントは、多摩OLクラブ主催で2009年に行われたジュニアチャンピオン大会で使われた資料を基にして作成したものです。

>>競技説明資料へ