競技の概要

東大OLK大会初の試みとして、今大会では、オリエンテーリングの経験がないトレイルランナーを対象としたクラスを設置いたします。この企画は、普段地図を読みながら走ったことがない方向けに、トレイルランをする上で必要な読図の方法を習得していただくと共に、トレイルランと一味違ったオリエンテーリングの魅力を知っていただける機会を設けようというコンセプトのもとに発足しました。
 コースは、道走りを主として難易度を抑えつつも、トレイルランナー向けに距離が長く体力的な負荷が高いものになっております。
 また、現役トレイルランナーの山田高志さん(Team TECNICA所属)を講師としてお呼びし、オリエンテーリング未経験者を対象としたナビゲーション講習会を企画しております。
 講習会は、大会会場にてレース前に約30分間行います。一回の参加人数は10人として、どの回に出席するかは参加者のスタート時間によってこちらで決めさせていただきます。
 講習会では、コンパス、Eカードといった、オリエンテーリングで使う道具を使って、オリエンテーリングのルールやスタートからゴールまでの流れについて説明します。そして、オリエンテーリングのルールについて説明するとともに、山の中を走るうえで心掛けなければならない安全意識や、読図の方法、地形を認識する方法など、トレイルランにも通じる様々なノウハウについてのレクチャーを行います。特に、走りながらナビゲーションする方法など、レース感覚でスピード感を出しながら、山の中で地図を持って走るスキルは、オリエンテーリングを通じてこそ体験し、習得できるものです。また、そこがオリエンテーリングの一番の魅力だと考えております!
 トレイルランナーの方々のたくさんのご参加をお待ちしております。