調査LOVERS~運営者インタビュー①~

こんばんは。GWはいかがお過ごしでしょうか?

 

運営者一同は、昨日から大会前最後の調査で現地入りしています!

運営者40人超が集まっています。

 

そして今日の記事は、長らくお待たせしました。いよいよ始まる、運営者インタビュー!

 

記念すべき第1回目は、作図責任者の東京大学2年・山川登(以下、のぼりー)と、調査責任者の一橋大学3年・海老原稜大(以下、えびちゃん)のおふたりに来ていただきました。それではどうぞ!

左:のぼりー、右:えびちゃん


―よろしくお願いします。初めにそれぞれの仕事を教えてもらえる?

 

のぼりー:作図責任者は、マッパーとも言って簡単に言うと地図を作るのが仕事なんだけど、自分で調査をするわけじゃなくて。

昼間みんなが山に入って書いてきたものををOcadで反映するのがメインの仕事で、一人でその反映をやるので基準が統一される、というのがあります。

 

―なるほど。自分では調査をしないってのが山ちゃんや西村さんのようなプロマッパーとの違いってことだね。

のぼりー:マッパーが現地に入れないのはどうなの?って意見もあるけどね。

 

―今更そんなこといっても笑 調査責任者の方は?

えびちゃん:ざっくりいうと調査全般の管理をしています。朝起きてから夜寝るまでのスケジューリングとか、あとOLKの調査では大人数で仕事を分担して行うので、だれがどの仕事をするのかの割り振りとか。

明日のスケジュールを作成中。

 

一人でうまく仕事をこなすことで、みんなの負担軽減になるっていうのがモチベーションかな。

―かっこいい!あとほかには?

えびちゃん:うーん、ないかな…

 

―ないんかい!

のぼりー:あとは調査で使う資材の把握とかもやってるよね。

 

えびちゃん:そうそう。まあ、仕事の範囲がちゃんと決まってない分、気づかないうちに仕事が増えてしまって大変っていうのはあります。

 

―ありがとう。もう少し具体的な話を聞いていこうと思うんだけど、まずマッパーののぼりーに。Ocad上で調査結果を反映するのがメインの仕事っていう話だったけど、反映の際に気を付けていることとかは?

のぼりー:今年の地図から、OLK大会としては初めてISOM2017を導入するので、前の図式と変わる部分が大きいというのは気を付けています。あとは、作図者の意図を大切にしつつ、競技者のわかりやすさを追求するってところ。

 

―実際に山に入った人は細かいところまで作図するけど、それだと走る人にとってはわかりずらいから、あまりに細かいところは滑らかになるよう調整するって感じだよね?

のぼりー:そうそう。そのために実際に山に入ってきた人とのコミュニケーションは重視しています。

 

―コミュニケーションね。もう一つ、のぼりーの地図へのこだわりというところで、今年の赤城の地図が今までとは違う!っていう点を、競技情報にならない程度で教えてください。

のぼりー:うーん、一つあるのは、等高線の間隔かな。これまでの赤城の地図ごとで等高線の入り方が全然違うんだよね。まあどれが正しい、間違っているということではないと思うんだけど、どれが正しいのかっていう論争に終止符を打ちます!

地図は見せられないよ!ということで、去年の地図で隠しました。

 

―終止符を打つ、か。期待してます!次に調責に聞きたいんだけど、特に誰をどこの範囲で調査してもらう、みたいな割り振りが調査において大事だと思うんだけど、工夫していることとかあれば聞かせてください。

えびちゃん:今年からの試みとして、山に入った人に作図進捗表というのを書いてもらってて。どれくらいの範囲が書き終わったのかを報告してもらって、翌日もその範囲に入ってもらうかとか、あと苦戦してるようだったらほかの人に入ってもらうとか。

 

―輸送のスケジュール考えるのとかはどう?個人的にかなり大変そうだなと感じているんだけど。

えびちゃん:余裕を持つ、ということぐらいかな。

 

のぼりー:今回は会館とテレイン、会館と駅が離れているのが大変だよね。

 

えびちゃん:そうだね。だから試走をしたあととかも含めて会館に戻ってくるための輸送計画はちゃんとやってます。

 

―テレインから1時間かけて走って帰ってきた調査者もいたよね笑あれはやばかった。

またちょっと話を変えて、この2役職の共通点として、夜が遅いというのがあると思うんだけど、二人とも何時くらいに寝てるの?

えびちゃん:おれはマッパーよりは早いけれど、2時とか2時半くらいかなあ。

 

のぼり―:普通にやっても朝ご飯の前の6時くらいです。それにも間に合わないときは、その日の調査に必要な分だけ終わらせて、最終的に寝るのは昼過ぎとかかな。

 

―遅い!完全に昼夜逆転しちゃってるじゃん。

のぼりー:むしろ、途中で寝ちゃうと生活リズムが乱れちゃうので、頑張って朝まで起きてるってくらい。面白いのが、昼寝て夕方起きるので、目覚めの風呂、夕食が朝食みたいになるところです笑

 

―そんな風に感じてたとは… もうひとつ、いつも調査にいる、いなきゃいけないってのも共通点だと思うんだけど、それについては?

えびちゃん:いすぎて、調査初日に会館に来ると帰ってきた気がする笑

 

のぼりー:わかる。この生活に戻ってきた感があるよね。反映の仕事もここの方が家でやるよりはかどるし。

 

えびちゃん:ここの来ると仕事するかーってなるよね。

 

―体の底から調査漬けって感じだね笑

えびちゃん:最近はゼミとか学校のことも忙しいけど、なんとか両立してます。

 

―えびちゃん大変そうだよね。翻って、マッパーに聞きたいんだけど、2回目の2年生としての大学生活はどう?

(※マッパーの山川君は、昨年度降年(途中で一つ下の学年に落ちること)し、今年の4月からも2年生として大学生活を送っています。)

 

のぼりー:必修の単位を落としてしまって、今はそれの回収のために週3だけ学校に行ってる。1年生のころに取れなかった単位もあるので二年越しだね。

えびちゃん:一大プロジェクトかよ笑

 

―単位を落としたのは、大会の準備のため、というわけではないよね笑?

(大田さん(昨年度OLK大会マッパー)より、「俺たちがいろいろお願いしちゃってたから」とのツッコミ)

 

のぼりー:確かに、昨年度の大会(39回東大OLK大会)で燃え尽きちゃった感はあるかも笑

今年の大会の影響を言うなら、生活リズムの崩壊で1限に出られなくなったことかな。

 

―過去のマッパーは留年してないからあまり関係ない気がするけどね!来年こそは3年生に?

のぼりー:なりたい。というかなります!

 

―留年ネタはこれくらいにして、最後にお二人に、参加者の方々にメッセージをお願いします!

えびちゃん:いろいろ試行錯誤して大会を作り上げてきました。当日はぜひ楽しんでください!

のぼりー:ここまで、テレインの渉外が難航したりも含め、一年前から準備してきたし、いろんな人が作図段階から、当日の運営にかかわってきました。作図者個人としては、地図を楽しんでいただけたら嬉しいです!

作業のお供の飲み物と一緒に!

 

ー長いインタビューになっちゃいましたが、ありがとうございました。当日が楽しみですね!


いかがでしたか?今後も様々な担当・役職の人にインタビューをしていく予定なので、お楽しみに!

 

今日はもう一点、みなさんのたくさんのエントリーについて感謝を申し上げます。

 

おかげさまで、第40回東大OLK大会は、今日5月4日の時点で、669人の方にエントリーしていただきました。本当にありがとうございました。

 

申し込んでいただいた方々、当日会場でお待ちしています。

 

エントリーされていない方も、明日開かれる東工大大会での会場申し込みがあります!今からでも参加したいという方はそちらをご利用ください。

 

加えて、学生新人向けクラスの締め切りは、5/8(火)となっています!大学生の方々、ぜひ新入生を誘っていただけると嬉しいです。

 

だいぶ長くなってしまいましたが、今日のブログはここまでです。読んでいただいてありがとうございました。

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