運営者の一年〜OLK大会の魅力①〜

こんばんは。昨日花見に行ったら、ほとんど桜が咲いていなくてただのピクニックになってしまった中の人です。

 

皆さんお花見はもう済まされましたか?

 

ということで(?)、今日はまた趣向をちょっと変えて、OLK大会自体についての記事をお送りします。

 

日本最大の学生大会として、またオリエンテーリングの大会としても日本屈指の規模を誇るOLK大会。

 

私たち東京大学オリエンテーリングクラブ(以下OLK)のメンバーは、この大会を1年以上前から準備します。

 

新生活が始まったという方も多いこの時期。そんな折に、この一年間のOLK大会の歩みを振り返ってみました。

 


―4月。

新生活の始まり、学生オリエンテーリング界も新歓ムード真っ盛りの頃から、すでに翌年のOLK大会は動き出しています。

 

その中心になるのは、OLKの新2年生(現3年生)。

 

いわゆる「四役」とか「五役」とか呼ばれる「えらい人」や、スタートやフィニッシュ、会場などの各パートをとりまとめるパートチーフがその中から選ばれます。

 

一丁前に組織図を使って説明してみる。

 

出会って1年もしないOLKの同期たちが語る大会への思いだけを頼りに、重役が決定され、大会が動き出すのです。


―季節は初夏。

大学生活の隙間を縫い、運営者はハンドルを握って各地に乗り出します。

 

目的は大会を開催するテレインの下見。より良いテレインを求め、多い時には一日に3箇所に赴くときも。

 

下見の一コマ。やぶくてやばかったらしい。

 

高クオリティの大会の開催が可能なテレインかどうかだけではなく、会場や調査にあたってお借りする公民館の有無、スーパーの近さまで(!)考慮にいれ、最終的には投票でテレインが決定されます。

 

テレインが決定しても、そこで大会が開けると決まったわけではありません。地元市町村の関係者の方々に、大会の開催許可をいただかなければならないのです。

 

渉外責任者を中心に行われるこの交渉、決して一筋縄ではいきません。様々な理由で幻と消えたテレインは数知れず。

 

今大会も実は涙を飲んできたのですが、その話はいつかまたお話しできるかもしれません。


―夏休み。ついに調査が始まります。調査についてはこれから色んな記事を書いていくと思うので詳しくはそちらに。

 

夏っぽさ@会館

 

この間にもさまざまなことが決まり、仕事が進められていきます。


―秋になると大会の仕事はひと段落。その例外はやはり「五役」で、コントローラや後援のお願いなど、大会の「大枠」を作る仕事に追われます。

 

広報担当によって要項1が世に公開されると、ようやく運営者たちは「競技情報」の秘密から解放され、胸をなでおろすのです。


-冬。再び調査の季節がやってきます。

 

寒かった雪の一日。

 

地図もあらかた完成し、コースが仮決定するとともに、スタートやフィニッシュの場所も決まり、大会が出来上がっていきます。

 


-そして再び春を迎えた今。

 

大会へのエントリー受付、GW調査、そして事前準備と大会は大詰めを迎えることになります。

 

そしてその裏では、すでに次回、41回大会が動き出しているのです。


ざっとでしたが、私たちの一年間を振り返ってみました。

 

長い長い時間をかけて準備されているOLK大会。運営者は様々な時を経験し、様々な思いを抱きながら、ここまで大会の準備に取り組んできました。

 

参加者の方々には、大会を楽しんでいただくのはもちろん、そんな運営者の姿に触れに、大会にお越しいただければ幸いです。

 

※メール・郵送での大会申し込みを考えていらっしゃる皆さん、申込用紙(エントリーシート)をもうすぐ大会公式サイトにて公開予定です!もうしばらくお待ちください!

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